チェストプレスとローイングをして、良い姿勢を保つ大胸筋、背筋を鍛えることが転倒予防になります。

今回は上半身を鍛えるマシンのチェストプレス&ローイングを紹介いたします。

高齢者の上半身を鍛えるとよい姿勢になり、転倒予防になったり上肢の可動域が上がり、日常生活動作の向上につながります。

高齢者の上半身を鍛えることで得られる効果

  1. 腕の力を使った日常生活動作の改善:チェストプレスは上腕三頭筋、ローイングは上腕二頭筋を強化するため、腕を使った日常生活動作(例えば、荷物を持つ、扉を開ける、洗濯物を干すなど)が容易になることが期待されます。
  2. 上半身の動作の改善:チェストプレスは胸筋、ローイングは背筋を強化するため、上半身の動作(例えば、腕を上げる、物を取る、上体を起こすなど)が容易になることが期待されます。
  3. 姿勢の改善:チェストプレスは胸郭を開き、ローイングは背中を強化するため、姿勢が改善されることが期待されます。良い姿勢を保つことは、日常生活動作全般において重要であるため、この点に関してもチェストプレスとローイングは効果的とされています。
  4. 転倒予防の効果:筋力やバランスの向上によって、高齢者の転倒予防効果が期待されます。チェストプレスとローイングは、上半身をバランスよく強化するため、転倒予防につながると考えられています。

以上のように、高齢者がチェストプレスとローイングを実施することで、日常生活動作の改善が期待されます。

ただし、個人差がありますので、運動の強度や方法などは、個人の能力や健康状態に応じて適切に調整してご指導させていただきます。

いかがでしたか?

転倒予防には下肢筋力だけを鍛えればよいとお考えの方も多かったのではないでしょうか?

転倒予防にはバランスを取る為の上半身の筋力も重要になってくるのです!

次回は下肢のトレーニング

レッグエクステンションとレッグカールの紹介をします。

お楽しみに!!